05.15
【UpWorkブログ】手続きより結果を重視する企業文化を
Crowdsourcing JAPANでは、世界最大級のクラウドソーシングプラットフォーム「UpWork」の協力を得て、UpWorkブログ記事翻訳情報を不定期に配信しています。
[2018.3.15UpWork Blog]
最近では多くの企業が効率と革新のスピードアップを目指しており、そのために人工知能、ロボット工学、機械学習、ロボット工学などの技能への需要が高まる傾向にある。
同時に、ワーカー側も以前よりずっと柔軟な働き方や仕事と生活の融合を求めている。働き方としてフリーランスを選択する人が増え、リモートワークは新しい常識になりつつあり、デジタルノマドのコミュニティーや様々なコワーキングの形が勢いを増している。
従来型の職場ではこの動きは不都合に感じられるかもしれない。 9時から5時の勤務時間内に社員が社にいるかどうかが主要な判断基準であれば、リモートワークの生産性や品質などが気になることだろう。
しかし、結果主導型の企業文化では、仕事にかかった時間には注目しない。 その代わりに、ワーカーは結果、つまり会社の目標や目標に測定可能な貢献をする活動によって評価される。
ここでは、こういった形式よりも業績に重点を置く考え方によって最新の雇用形態を支持し、ビジネスを変革する方法を見ていくことにする。
Contents
仕事はいつでもどこでも発生する
有能な人材でも同じオフィス内にいて働いていないと 以下のようなことが心配になるかもしれない:
- 本当に働いているのかどうかわからない
- リモートでの仕事は、社内での仕事に比べ品質面で劣っていないだろうか
良いパフォーマンスはゴールを明確化することから始まる。従業員が明確な見通しをもっていなければ彼らはただ座って働かない、つまり仕事場にはやってくるが、最大限の働きはしない。何をすればいいのかはっきりしないからだ。- WD-40 Company 会長兼CEO Garry Ridge
結果主導型の職場環境がパワーを発揮するためには、従業員であろうとフリーランサーであろうと、誰でも自分が何を達成するために働いているのか、何が期待されているのかを明確に理解することが重要だ。 目標が何であるかを知っており、結果に責任を持つ。 そして、その目標をどのように達成するかを決めるのは彼ら自身である。
従来型の考え方にとらわれない
能力のある人材がほしいというのは、多くの企業の共通の関心だ。 場所に縛られない革新的な雇用方法を活用できる企業文化を育むことで、より多くの、そしてより良い可能性のある選択肢が生まれる。
雇用で困難を感じる点トップ10
(従業員10ー99人の規模の会社)
有資格の有能な人材へのアクセス 57%
有能な人材を巡る競争 46%
有能な人材の探し方 44%
需要の高いスキルを有する人材の雇用 34%
アウトドアウェア、スポーツウェアを製造・販売しているパタゴニア(patagonia)の創設者・オーナーのYvon Chouinardはかつて「仕事はきちんとされてさえいればい、何時にしたのかなんて私には関係ない。」と言い切りました。 この考えこそがパタゴニアの結果重視主義の企業文化を何十年にもわたって推進してきたのです。何をすることが期待されているのかをはっきりと理解し、それをやるスキルを持っていれば、作業は完了し、それも良い出来になります。 2008年以来他の小売業界が苦戦している中で、パタゴニアは利益を3倍に伸ばしました。
その仕事をするのに最適な人を探す
結果重視主義の環境では、業務を担当別に細切れに振り分けることよりも、その業務にもっとも相応しい人材を見つけることに重点が置かれます。 これにより、個人が自分の強みを適用し、関心のあるプロジェクトに取り組む機会が与えられます。 また、その業務の実務にフリーランスを起用して、スキル面での溝を埋めることもできるでしょう。
副作用:人々が仕事に熱中すると、士気と生産性が向上します。 また、最高の結果を得ることへの動機が増えるでしょう。
成長する企業になるために
競争力を維持するためにますます急速な技術革新が必要になっています。 革新を可能にするのは機敏で柔軟なチームです。
目標を達成し、会社を前進させる上で、プロジェクトに何が必要かを明確に説明できれば、実現に必要な能力が何なのかについてもより的確な判断ができます。
従来型の9時5時モデルから、仕事が行われる場所や時間ではなく、パフォーマンスを重視する環境に移行すれば、市場が変化しても繁栄する動的で反応性の高い企業文化を創造できるでしょう。
ビジネス戦略とトレンドの最新情報については、UpWorksのHiring Headquartersページをご覧ください>>
2018.3.15 by Amy Sept/UpWorkブログ編集長
Upworkブログの編集長として、企業やフリーランスの将来をナビゲートするのに役立つ情報を共有するため、ゲストライターと共に協力して定期的な情報発信を行なっています。 自身もNimbyist Communicationsを主宰、非営利団体、新興企業、中小企業経営者がコンテンツマーケティングを軌道に乗せる支援を行っています。
元記事:UpWork社ウェブサイトブログ:https://www.upwork.com/blog/2018/03/results-logistics-transform-business/
同社ウェブサイトのブログは、フリーランスという新しいライフスタイルを追求したい人、クラウドソーシング・ビジネス関係者にとって有益な記事が多数紹介されている。
https://www.upwork.com/blog/
訳 : crowdsourcing Japan編集部