02.07
専門家の知識を得たい時のシェアリングエコノミーまとめ7選
以前、「10年後に消える仕事、なくなる仕事、オックスフォード大学が認定」といった類の記事をネット上で見かけましたが、その中で「士業と呼ばれている方々の仕事にも供給過剰の波が襲ってきています」とも記述されていました。未来のことなんて実際のところ、どうなるかは誰もわかりません。しかし高度な専門知識が必要で、資格を得るのが難しいとされるのが、士業という職業であることには変わりがありません。最近ではその士業や各分野・各業界の経験者・知見者の知識・知見をシェアリングエコノミーで得られるようになりました。この記事ではその中でいくつかのシェアリングエコノミーを紹介します。
Contents
visasQ(ビザスク)
運営:株式会社ビザスク
visasQ(ビザスク)は日本最大のスポットコンサル。スポットコンサルとは個人の知見とビジネス上の課題を組み合わせ、アドバイザーに相談ができる仕組みのことです。各分野・各業界の経験者・知見者がアドバイザーとなって、相談者は違った視点から知見、情報、アドバイスを得ることができるので、何が必要か、足りないかを的確に認識できます。起業を検討している個人から新規事業・海外進出などで課題を抱えているベンチャー企業や、大中小問わず一般企業まで様々な方々が活用しています。ビザスクでは1時間から対面や電話によるビジネスの課題について相談ができます。
Bizer(バイザー)
運営:株式会社ビズグラウンド
Bizer(バイザー)は企業の総務・経理・労務などのバックオフィス業務をまとめて管理できるクラウドサービスです。もし何かわからないこと、困ったことがあれば専門家(税理士、社会保険労務士、司法書士、弁理士、行政書士など)に何度でも相談でき、24時間以内にオンラインで回答が得られます。専門家に書類作成や役所の手続きなどの業務代行を依頼することもできます。会社設立もBizer上で可能。月額2,980円(税込み)で顧問サービスを受けられます。オプションは別料金。
Gozal(ゴザル)
運営:株式会社BEC
Gozal(ゴザル)は法務や税務などのバックオフィス業務を相談・依頼ができるクラウドソーシングサービスです。7つの士業(弁護士、税理士、弁理士、公認会計士、行政書士、司法書士、社会保険労務士)に無料でチャット相談することができ、その後で業務を発注することもできます。起業や会社設立のサポートもあり、必要な書類作成の自動生成や専門家に相談が可能。設立後のサポート対応もあります。
Crowd Works(クラウドワークス)
運営:株式会社クラウドワークス
Crowd Works(クラウドワークス)は日本最大級のクラウドソーシングで、オンラインのお仕事マッチングサイトです。100種類以上のお仕事の種類があり、エンジニア・ライター・デザイナーなど、様々な実績のあるプロが登録しています。クラウドワークスはあらゆる個人、法人、官公庁の方々が依頼・発注・仕事をしています。他にも様々な士業(弁護士、行政書士、司法書士、公認会計士など)の方々が登録をしていて、専門的な仕事の発注も可能です。
coconala(ココナラ)
運営:株式会社ココナラ
coconala(ココナラ)は自分の得意なこと(知識・スキル・経験)を、オンライン上でサービスとして出品・売買できるオンラインマーケットです。ワンコイン(500円)から出品できるので、誰でも気軽に利用できるのが魅力の一つ。その中で「ココナラ法律相談」というコーナーがあります。「誰でも気軽に無料で法律相談できます」とのことだが、相談するにはアカウント登録は必要です。
専門家.com
運営:株式会社イー総研
専門家.comは当該分野での実務経験4年以上の実力ある専門家を検索・相談ができる日本最大級の専門家マッチングサイトです。専門家の多くは顔写真付きなのと、情報欄には詳細なプロフィールが掲載されているので、安心して利用できます。なお、Q&Aの質問や、コラムの閲覧は無料です。
専門家プロファイル
運営:株式会社エンファクトリー
専門家プロファイルは10ジャンル、100種職種以上にわたる専門家から相談・依頼ができる専門家マッチングサイトです。専門家に無料でQ&A相談という形で質問ができます。登録されている専門家は「国家資格有り」や「実務経験2年以上」など、職種ごとに独自規定に基づいた登録審査を合格した方々のみ。「専門家」の名にふさわしいプロ集団なので、安心して利用することができます。他に同社運営の関連サイトでプロクル、プロクル for メディア、Mail to meがあります。
以上、専門家の知識・知見を得られるシェアリングエコノミーを紹介しました。法律相談や会社設立など、一般人の視点からだと難しそうな、敷居が高そうなイメージがあります。しかしこれらがシェアリングエコノミーで活用できることによって、私達にとってより身近な存在になるでしょう。これらのようなシェアリングエコノミーの登場により、これからますます新しい形のビジネスが生まれてくるでしょう。