2013
12.02

海外クラウドソーシング|Elance 2013年上半期(2)

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【海外クラウドソーシング事情】 Elance 2013年上半期(2)

 今回はElanceの2013年の上半期のデータを用いた、海外のクラウドソーシングサイトのデータ分析の2回目である。今回はクラウドソーシングにおいてフリーランサーが求められているものについて書いて行く。

データは同じくElanceの2013年上半期のデータである。

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(https://www.elance.com/q/online-employment-report)

 フリーランサーの収益を仕事の種類毎に分類をしてみると、1番多いのはIT、プログラミング。次がクリエイティブ、マーケーティング、オペレーションと続く。

また一方で、依頼されている仕事の数を種類ごとに分類した場合は、1番多いのがプログラミング、次が翻訳とライター、その次にデザインの分野が来る結果となっている。もちろん、報酬の単価も異なるため、一概に比べることは出来ないが、両者に違いがあるのは興味深い。

クラウドソーシングに求められているスキルはITが相変わらず多いが、それ以外にも様々な仕事がクラウドソーシング上で求められているということが分かる。
仕事を依頼する側としても、受ける側としても、クラウドソーシング=IT系と決めつけずに、幅広いジャンルに目を向ける必要がある。
また、海外にはフリーランサー向けに、ITの技術やクリエイティブの技術を紹介しているサイトなどがある。こうした働きが日本でも生じれば、よりフリーランサーの技術も進歩し、クラウドソーシングが活性化していくべきなのではないか。
今後こうした海外のフリーランサー向けの記事も紹介して行きたい。
(記事:CrowdsourcingJAPAN編集部 Y.HIRUTA)