2014
03.04
03.04
海外クラウドソーシングサイト紹介 Vol.4『Elance』
海外クラウドソーシングサイト紹介、第4回は、『Elance』。
Contents
1999年サービス開始したクラウドソーシング代表格のElance。
2000年代の成長スピードは決して早くなかったが、2010年から本格的に成長を始め、現在では170カ国以上250万人を超えるワーカーを抱える大手サイトとなっており、Web制作からマーケティング、翻訳、財政管理にわたり幅広いジャンルの仕事を扱う。
クライアントは仕事をElance上に掲載し、Elanceからその仕事にマッチした優秀なワーカーの推薦を受ける。ワーカーは気に入った仕事に応募し、クライアントは彼らのプロフィール、過去の実績、テストのスコア、ポートフォリオ等を参考にしワーカーを選ぶ。ツールを活用しながら雇ったワーカーが仕事をし、完了すれば報酬が支払われる。
報酬額はクライアントの設定に応じて変化する。
企業向けのプライベートネットワーク
企業向けのフリーランサーのプライベートネットワークもあり、また企業は既存のフリーランサーネットワークを持ち込むこともでき、Elanceがリクルートすることもある。
英国大学生1,000中、21%がフリーランスを既に選択(Elance調査)
フリーランスの普及を示すためElanceがイギリスの大学卒業を迎えた生徒達1000人に聞いたところ、成績の良い学生達ほどフリーランスを魅力的なキャリアの選択肢として捉えていることが分かった。また21%がフリーランサーとして働くことを既に選んだとした。そして29%はむこう5年以内にフリーランスがキャリアの一部にはなるだろうと述べた。
Elance、oDeskと合併
本記事執筆時点となる、昨年(2013年)12月oDeskとの合併を発表したが、互いのサイトは維持される。ElanceはoDeskとともにこれからのクラウドソーシングを牽引していくに違いない。
(Written by Crowdsourcing Japan T.Yamane)