2018
05.15

【UpWorkブログ】リモートワークが主流に移行しますが、準備はできていますか?

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Crowdsourcing JAPANでは、世界最大級のクラウドソーシングプラットフォーム「UpWork」の協力を得て、UpWorkブログ記事翻訳情報を不定期に配信しています。

今回、Crowdsourcing JAPANでは、米国「未来人材ポートFuture Workforce Report)」を取り上げたUpWork Blogを取り上げる。UpWork Blogでは、アップワーク社がまとめた1000人以上の米国の管理職の採用動向を分析している2冊目の年間報告書「未来人材レポート(Future Workforce Report)」を発表。レポートの中で

オフィス以外で仕事をする正社員を雇っている企業は約63%。

さらに、今後10年以内に自社のリモートワーク活用が進むと予測する人事マネジャーは、そう思わないマネジャーの5倍。

レポートでは米国でもリモートワーク拡大は「現在進行形」であることを伝えている。日本国内では、日本よりも米国の方がリモートワークが進んでいる印象が強いが、数字を見る限り、米国でもリモートワークに対する賛否はあることが伺える。しかし、リモートワークが進むこと自体には、人事マネージャーのほとんどが認めており、企業としてはリモートワーク活用を来るべき未来としてとらえている。(Crowdsourcing JAPAN)

 

[2018.3.6UpWork Blog]

今では多くの企業がリモートワークを取り入れ、実際、オフィス以外で仕事をする正社員を雇っている企業は約63%にのぼる。しかし、そんな企業も必ずしもリモートワーク支援制度がない。企業のほとんどがリモートワークの雇用条件はすでに整っていると考えているが、多くの場合(57%)リモートワークについての明確な制度や方針が欠けている。

アップワーク社がまとめた1000人以上の米国の管理職の採用動向を分析している2冊目の年間報告書「未来人材ポートFuture Workforce Report)」の調査によって以上が明らかになった。

 

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「リモートワーク支援を拒む会社は、有能な人材を失い、未来の優秀な人材を逃す危険がある」-ステファン・カスリエル アップワーク社CEO

 

「大半の企業は、従業員以外にもフリーランスなど様々な雇用形態で、必要な人材を活用している。都会ばかりを見ず、従業員を地域に分散させる方向に一歩でもシフトすることで、企業はより革新的で公正な事業という未来を築く方向に大きく舵を切ることになる。」UpWork社CEOのステファン・キャスリエルは指摘する。

 

未来人材レポート」その他の主要なポイント:

  • スキルはますます専門化している。人事マネジャーの59%は、新たな技能が次々と生まれている(new and emerging skills)中、過去3年で仕事に必要な技能はいよいよ専門化してきたと考えている。また、67%がさらに今後10年で技能の専門化が進むと予測している。
  • 半数以上(52%)の人事マネジャーが、こういった人材不足への対応しなければならないことが、フリーランスや一時雇用社員、派遣社員といった柔軟な雇用形態(Innovative hiring)で労働力を導入するきっかけになったと答えている。
  • リモートワークは「新たな常識(the new normal)」になりつつある。一部の有名企業がリモートワークの方針を撤回したことで記事になった一方、今後10年以内に自社がリモートワークの方向に進むと予測する人事マネジャーは、そう思わないマネジャーの5倍にもなる。そして多くの採用担当マネジャー(38%)は今後10年で、従業員の大半がリモートワークになるだろうと予測している。

 

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2018年未来人材レポート 企業にとってリモートでの必要な人材確保はどれだけ重要か

有能な人材探しは難しい 2017年の人材採用が従来より難しかったという人事採用担当はそう思わない人の約3倍

専門化が進む技能 人事マネジャーの59%が3年前に比べ必要な技能が専門化していると回答

企業は更に柔軟性のある人材を利用 53%の企業は3年前に比べ柔軟性のある労働力(フリーランス、一時雇用社員、派遣社員)を利用している。

リモートワークはさらに普及 55%人事採用担当がリモートワークはますますあたりまえの雇用形態になってきたと回答

企業はリモートワークを活用している 63%の部署に労働時間の大部分をリモートワークしているメンバーがいる。

企業の制度や方針が追いついていない 57%の組織でリモートワークに対する制度や方針が欠けている。

出勤は頻繁ではなくなる オフィスはアンカーポイントとして機能し、毎日の出勤の目的地ではなくなると回答した人事マネジャーはそうでないと答えた人事マネジャーの3倍。

リモートワークは雇用の将来像と見られている 38%の人事マネジャーが10年後には自社の従業員はほとんどの業務をリモートワークで行うようになるだろうと予想している。

機動力のあるチームが常識になる ダイナミックなチームの編成が常識になると考える人事マネージャーは、そうでないと考える人事マネージャーの6倍。

 

2018.3.6 by Amy Sept/UpWorkブログ編集長
Upworkブログの編集長として、企業やフリーランスの将来をナビゲートするのに役立つ情報を共有するため、ゲストライターと共に協力して定期的な情報発信を行なっています。 自身もNimbyist Communicationsを主宰、非営利団体、新興企業、中小企業経営者がコンテンツマーケティングを軌道に乗せる支援を行っています。

元記事:UpWork社ウェブサイトブログ:https://www.upwork.com/blog/2018/03/future-workforce-report-remote-work-mainstream/

 

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UpWorkはアメリカ、シリコンバレーで生まれ、インターナショナルに展開する世界最大規模のクラウドソーシング。https://www.upwork.com/
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訳 : crowdsourcing Japan編集部