日本でも徐々に浸透しつつあるクラウドソーシングですが、海外ではますますその動きが大きくなっています。
そこで、今回から海外クラウドソーシングサイトの紹介を始めていきます。
第1回は、『oDesk』です。
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oDeskは、登録ワーカー数は500万人を超え2012年時点で150万もの仕事が掲載された、世界最大ともいえるアメリカの大手クラウドソーシングサイト。
業種としてはウェブサイト製作などのプログラミング、ライティングや翻訳、デザインなどスキルの必要な仕事から単純な作業まで幅広い様々な仕事が扱われており、世界中の多種多様なワーカー達が集まる。創業以来急速なスピードで拡大を続け、2013年12月にはライバル会社Elanceとの合併を発表し更なる発展が予想される。
チャット面談と時給制度
oDeskではクライアントは発注したい仕事の内容や期限など詳細をoDesk上に掲載する。するとその仕事を発見し、自分のスキルに適合していると判断したワーカー達が申し込みをするが、この間が迅速で数分以内に行われることもある。過去の実績、他のクライアントによる評価、テストのスコア、ポートフォリオを確認したのち、チャットによる面談を経てふさわしいワーカーを選択する。Timesheetなどのツールを利用すれば、ワーカーの就労状況が記録され、スナップショットにより申告された就労時間内にきちんと働いているかが確認できる。そうして行われた仕事に対し報酬を支払う。
報酬額はワーカーの設定する時給に応じて支払われる。
oDeskは時給制度を保証しているため、ワーカーは働けば働いた分の報酬をきちんと得ることが出来る。そうして熱心に働き良いフィードバックを受ければ、次の仕事にもつながるようになっている。
ユーザー同士がoDeskを有効活用をテーマに議論するコミュニティ『Forums』
またForumsというコミュニティがあり、ワーカーやクライアントのユーザー達が様々なトピックに対して議論し、より自分たちがoDeskを有効に活用できるよう向上し合っている。
しかし大規模になっているがゆえに非常に程度の低い仕事が掲載されていることもあり、Forumsではbest examples of cheap jobsとしてワーカーが発見した事例が取り上げられている。
とはいえElanceと合併した今、北米を中心に世界随一のプラットフォームとしてこれからも目が離せない。
(Written by Crowdsourcing Japan T.Yamane)
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